[見花山の生い立ち] …… p. 9

(3)ふれあいの丘連合自治会について

 見花山自治会は富士見が丘、高山、つづきが丘、エステスクエア、タンタタウンの各自治会と共に、現在6自治会による「ふれあいの丘連合自治会」(略称:丘連)を形成している。
 丘連の目的及び活動は丘連会則の3条及び4条に以下のように記載されている。

(目的)
第3条 本会は、加入自治会相互の連携と協力によって、地域住民のための安心・安全な地域づくりを増進するとともに、情報を共有化し、必要に応じて関係機関に地域集約した意見反映を行ない、地域社会の向上発展を図ることを目的とする。
(活動)
第4条 本会は、前条の目的を達成するため、次の活動を行う。
 (1)各自治会相互の情報交換および連絡調整に関する事項として、都筑区連合町内会自治会に出席し、加盟自治会への情報伝達と必要に応じ関係機関への意見反映を行う。
 (2)地域社会振興のための広域的行事を実施する。
 (3)行政機関および地域活動に密接に関係する市民団体との連携・支援を行う。
 (4)地域防犯・防災に関する活動を行う。
 (5)前項の他、本会の目的達成に必要な活動を行う。

 丘連の行事で比較的私達になじみのあるのは、毎年秋に川和東小学校を会場として開催される「ふれあいの丘連合祭」と、これも川和東小学校で冬に行われる「地域防災訓練」である。

 見花山自治会は川和町内会より独立した1992(平成4)年3月の時点では、川和町が属していた「都田地区連合町内会」に自動的に属したが、1994(平成6)年に都筑区誕生に伴い川和中学校区を主な範囲とした「川和地区連合町内会」にこれも自動的に移行した。しかし「川和地区連合町内会」はニュータウン各地区の新自治会誕生に伴い所属自治会町内会の数が増え2001(平成13)年時点では都筑区内最大の13自治会町内会の連合体となった。

 このためきめ細かい話合いが難しくなってゆき、また従来地区町内会とニュータウン地区自治会の混在から、両者の考え方の違いが次第に明確になり、運営上の様々な問題が生じると共に、ニュータウン地区の分離独立の機運が高まっていった。種々の話合いがなされ、時期尚早との意見などもあり、この問題は一時期沈静化した時期もあった。

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