[支援団体] …… 

子供会から地域の輪へ

子供会前会長  吉村 伸子

 私が主人の転勤で引越ししてきたのは、平成22年4月で、今から3年半前の事です。引越ししてきてまもない頃、マンションの前で、子どもと遊んでいると、通りかかった子ども会の役員の方から「子供会には入られていらっしゃいますか?」と声をかけていただき、「4月に引越してきたばかりです」と答えると、「是非、子供会に入会して頂けませんか」との事で、まだ近くに知り合いもいなかったので早速入会させていただくことになりました。私たちの子どもはその頃、小学3年生と5年生で、色々なイベントに楽しく参加させていただき、翌年も継続してお世話になろうと考えていました。

クリスマス会(2011年)

 ところが、その次の年には一般会員どころか役員も飛び越えていきなり子供会の会長をお引き受けすることになってしまいました。まだ見花山に引越してきて1年しか経っておらず、見花山の事を何も知らずに会長をお引き受けするのは、皆さんに御迷惑をかけてしまう事になるのではないかと散々悩みましたが、一緒に役員をやって下さる方たちが、フォローするから大丈夫と励まして下さったので、頑張ってみようと決心しました。

夏祭り(2012年)

 以前住んでいた山梨でも子ども会の役員は経験したことがあったので、何となく覚悟はしていましたが、それにしても見花山の行事の多さには驚きました。しかし、関係者の皆さんがとても親切にして下さり、至らない私でも何とか無事に大役を2年間に亘って務めることができました。自治会主催の夏祭りを始め、いも煮会やどんど焼きなど、青年部や婦人会、見睦会の方々にも親切にして頂き大変感謝しています。

ハロウィン(2012年)

 最初、横浜に住むことになった時は、横浜といえば都会なので近所づきあいもあまりないものと思っていました。しかし、自治会がしっかりしていて、横の繋がりもあり、治安が良く子育てがしやすい環境など・・・見花山のことが大好きになりました。見花山に引越してきて2年目に、たまたまマンションのすぐ近くに分譲住宅が建ち、思いきって購入する事を決めました。震災以降、「絆」という言葉をよく耳にしますが、家族の絆、友達との絆、それに地域の絆も大切な事だと思います。近年、子ども会に入会される方が減ってきていますが、子ども会は1年生から6年生まで一緒に活動できるので、縦の関係も築くことができ、一緒に見花山で暮らしているということを実感できるので自然に「絆」も生まれます。是非これからの子ども達のためにも、益々子ども会が発展してくれることを願います。

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