[歴代会長] …… 

礎となった人々の思い出

見花山自治会 初代会長  鈴木 春光

 見花山誕生30周年、おめでとうございます。近隣の自治会から羨望の的となっている見花山自治会の礎を作り、12年間働いた者として大いに誇りに思います。

 見花山の良さは何でしょうか。それは関係者が自分の利益を度外視し、地域全体のためを思って行動してきたことだと確信しています。皆さんのためになるのならそれでいいと身を粉にしてきた無償の行為が今日の繁栄に繋がっていることを忘れてはなりません。

 例えば、川和町の「最寄(もより)」から脱し自治会を立ち上げる時、「新しい町はこうあるべき」と規約の草案をはじめ建設的な構想を残してくださった野中興亜さんほか関係の方々。そのポリシーは今日も脈々と生きています。

清水さん寄贈の神輿で盛り上がる夏祭り

 今では近隣で大評判となっている夏祭りに、手造りの神輿を製作しご寄付くださった清水貞行さん。子供たちにとってこれほど貴重な宝物はありません。
 現在の「見花山」バス停は以前「高山」と称されていました。平成12年、その名前に疑問を持ち都筑区長に提言し、前例のないバス停の名称変更を実現した当時の環境安全担当理事だった青山了規さんと脇田武さん。

 時間の経過とともに埋もれてしまうお名前が数多く存在します。それらの方々のご尽力で今日の見花山があることを忘れないでいただきたいと願う次第です。

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