[同好会] …… 

喜楽会のあゆみ

(見睦会)喜楽会  高森 チズ

 平成12年4月、これまでのシルバー会が名称を改め寺内脩二会長さんの下で活動が始まりました。見睦会の趣旨として会員の親睦と健康増進を計るという事で三つの同好会が発足しました。その一つが「喜楽会」でした。他に、ウォーキング・見睦句会がスタートしました。

手作り草餅を食べる会

 喜楽会は、名称通り会員が気楽に参加して、お茶を飲み、おしゃべりで楽しみましょうと言う事でした。私高森が代表となり、園田恵子さん、菊地文美子さんに協力をお願いしました。
 自治会館で、月に2回第2火曜日、第4火曜日の10時から12時までで、出席は自由です。初めは茶話会形式で始めましたが、林友治郎さんをリーダーとするウォーキング同好会に、途中で「よもぎ」を摘んで来て欲しいと、お願いしました。次の回に、沢山の「よもぎ」が届き、慣れない手付きでしたが、協力し合い草餅が出来上がり、皆で作って皆で食べる楽しみを味わいました。

かりん公園で行った喜楽会

 それから、4週目には何か手作りをしょうと言う事になり「ぜんざい」「団子汁」「五目すし」などを提供する様に、なりました。
 又趣向を変えて筍の時季には、筍ごはんを炊き「かりん公園」に運び、青空の下で食べた事もありました。限られた予算の内でする事ですから、皆さんに満足して頂く様な事は、出来ませんが色々工夫しました。当時、喜楽会の最大のイベントはクリスマス会を兼ねた忘年会で、食事会の後のおたのしみ抽選会として、出席者全員に渡る様にと、紙袋に景品を詰め抽選番号順に、渡しました。袋を開ける時の皆の表情その場の雰囲気は準備した我々も幸を感じました。そして忘年会は見睦会の年中行事となり現在も続いています。

 平成21年に、古屋知子さんが見睦会に入会されたので、同時に喜楽会の代表をお願いしお手伝いを、大澤長子さん、深井久江さんに引き継ぐ事が出来て、現在に至っております。

 当初、20数名で始まった見睦会も今では90余名という大きな会になりました。代々の会長、寺内脩二さん、橋本孝一さん、宮本興亜さん、現在の市川進一さんのご尽力、そして会員の方々のご協力があって、今の喜楽会が育ったのです。

最近の喜楽会風景

 食事会の他に、折り紙・根付教室・認知症の出前講座のなどの場ともなりました。年を重ねていくと、大事な伴侶を亡くされる方も出て来ます。でも、その様な方も出席して頂き、その淋しさを慰め合い、楽しさを見出して頂くのも喜楽会としての、大きな役割ではないかと思います。昨年より、都筑区老連・横浜市老連からも喜楽会は、友愛サロン活動の場として大きく取り上げられ、視察を受け機関紙にも、発表されました。これからの地域の高齢者の、親睦の場として注目されているからです。

 これからも、喜楽会は見花山の皆様のご協力を頂き、益々楽しい会になります様、願っています。

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