[支援団体] …… 

注目されている見睦会の活動

見睦会会長  市川 進一

はじめに

 「キョウイク」「キョウヨウ」という言葉が多湖輝著の新書本により紹介されました。「教育」「教養」ではなく「今日、行く所がある」「今日、用がある」という意味で、ボケないで、元気な老後生活を送りましょう。ということです。

見睦会十周年祝賀会で
乾杯する寺内初代会長

 平成12年4月、見睦会は会員25名で発足して今年で13年目を迎えました。私も鈴木春光自治会長の推薦で入会し、初代会長寺内脩二さん、二代目橋本孝一さん、三代目宮本興亜さんに支えられ、ここまでご一緒させて頂きました。見睦会会則で会員の資格は見花山在住で60歳以上の方となっています。仕事を終えた方、子育てを終えた方、高齢となられたご夫婦、配偶者に先立たれた一人住まいの方々等、これから元気にご自分の為の時間を持つことが大切と言われています。自助、近助、公助の言葉がありますが、近助には見睦会の活動が相応しいと思います。現在会員98名ですが、もうすぐ100名の会にならんとしています。平均年齢75歳、男性64名、女性34名で、年齢は64歳から91歳の方々で構成されています。

区老連で友愛活動の発表をする丹羽さん
市老連で喜楽会について発表

1.見睦会の活動が注目されている

 見睦会の上部組織は都筑区老人クラブ連合会(区老連)、そして、横浜市老人クラブ連合会(市老連)があります。市老連より補助金が支給されていますが、その市老連より見睦会のお茶飲み会「喜楽会」が注目され始めました。市老連が重視している友愛活動(サロン・溜まり場)が評価されたのです。都筑公会堂で丹羽愛子友愛活動委員が熱く語り、250名から拍手を受け、また、神奈川公会堂で私がパネルディスカッションのパネラーとして登壇し500名から拍手を頂いたのでした。講演の内容は「喜楽会」をはじめ各同好会や自治会との連携の良さでした。この様な実績は正に先輩会長をはじめとし各会員お一人おひとりが積極的に参加され、智恵を出しあい結束力があったからこそ胸を張って発表することが出来たのです。会員の皆さんに感謝です。

2.活動内容と今後の課題

 喜楽会をはじめ同好会活動については、各代表による投稿をお読みください。自治会行事で最大のイベントは夏祭りです。見睦会としても、お好み焼き、赤飯、飲み物、揚げパンの売店に、より良い物をと頑張り多少の利益を計上し、見睦会の活動資金の一部に充てています。また、市老連、区老連主催の活動も活発です。施設見学会、手芸教室、歴史健康セミナー、芸能大会、囲碁将棋大会等、年間50回以上の催し物があります。各会員はご自分の健康状態や、ご都合に合わせてご参加頂ければ良いのです。

忘年会で楽しそうな皆さん

 見花山も高齢化が進んでまいります。見睦会の活動もマンネリ化せぬように、一昨年より市老連、区老連、近隣の老人会の会長、役員さんを喜楽会にお招きし、私達も誕生会や講習会に招待され訪問しています。今後も積極的に情報交換をし、より良い見睦会に発展させていきたいと思います。また、女性会員を増やしたいです。女性の同好会を立ち上げ、見睦会が更に幅広い活動の場にしたいものです。

 自治会のモットーに「顔の見える関係を」とあります。見睦会は「笑顔で会話を」「キョウイク」「キョウヨウ」をモットーに会員の安心、安全、健康と親睦を図っていきたいと考えます。

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